いよいよ11月となり，１月の入試本番に向けてあと２か月となりました。

前回は９月末時点での中学入試赤本の出荷数速報をレポートいたしました。

今回は10月末時点での出荷数をもとに集計しました。

前回とは切り口を変えて，「どの学校の赤本がよく売れているのか」の出荷数ランキングです。

上位30校をご紹介します。

あくまで出荷数のデータですので，実際に書店で売れた数ではありません。ひとつの参考情報となれば幸いです。

まずはベスト10から見てみましょう。

中学入試赤本の出荷数ランキング　１～10位

昨年のベスト10がそのまま今年のベスト10となっていおり，昨年の11位以下からベスト10にランクインした赤本はありません。 これらの学校は，毎年安定して出荷数の上位にランクインする赤本といえます。

ちなみにベスト10のうち、今年の10月末時点での出荷率が高い学校は以下のとおりです。

• 高槻中学校　95.8％
• 大阪星光学院中学校　94.6%
• 四天王寺中学校　93.4%
• 関西大学第一中学校　93.3％

上記の４校はすでに制作部数の95％前後が出荷済みとなっています。

できればお早目にお買い求めいただくほうがよいかもしれません。

次に11～30位まで見てみましょう。

中学入試赤本の出荷数ランキング　11～30位

昨年と比べて大きく順位の変動があるのは，以下の３校です。

• 開明中学校（2022年22位→2023年17位）
• 金蘭千里中学校（2022年35位→2023年28位）
• 須磨学園中学校（2022年18位→2023年26位）

いずれも昨年と比べて募集人員が増えた，あるいは減ったということはありませんので，はっきりした理由はわかりません。あくまで10月末時点での出荷数比較ですので，単純に昨年よりも出荷のタイミングが遅れているだけという可能性もあります。

ベスト10と同様に上位11～30位のうち出荷率が高い学校を見てみると以下のとおりです。

• 開明中学校　95.3％
• 近畿大学附属中学校　94.0%
• 明星中学校　95.1%
• 三田学園中学校　93.0％

最後に

以上，10月末時点での中学入試赤本出荷数上位30校の発表でした。

いかがでしょう，大体みなさんの予想通りのランキング結果となっていましたでしょうか。

来月は高校入試赤本の出荷数上位校も集計してみたいと考えております。お楽しみに。