【お客様の声:イデアスポット京都校様<中学受験>】工夫次第で年間を通してどの学年でも使用可能!

イデアスポット京都校について

イデアスポット京都校は、小学校中・高学年の児童に対して高品質の受験指導を行うマイクロスクールです。低・中学年向けの能力開発講座も習い事部門として併設しており、そこで培った能力を中学受験指導へ生かしています。またロボット工作のような体験型の習い事も、受験の成功を後押しする能力を逆算して設計されています。

個別スペース
101教室
102教室

中学入試対策主体の指導を行っていて、現在1期生~5期生が中学入試に臨み、合格校一覧は以下の通りです。

第一志望校の合格率は一度も80%を下回ることなく、初年度から毎年灘中や東大寺中をはじめとした最難関校の合格者を輩出していることが特徴です。また、関西から首都圏受験をするご家庭からも選ばれていて、高い教務力・指導力に対して大変自信を持っております。

KAWASEMI Liteを知ったきっかけ

私塾界の中古さんよりご紹介を頂き、中学受験1期生が小学6年生に進級する2019年2月よりKAWASEMI Liteを導入しました。

私が以前、大手進学塾に勤めていたときは志望校対策プリントを自作していましたが、問題作成が大変な作業であることを痛感していました。その時間や労力を考えると、「著作権処理をされた問題データベースをこの値段で使用できるのか!」と驚いたことを今でも鮮明に覚えています。導入はもちろん即決でした。

KAWASEMI Liteをどのように使用しているか(学年・時期など)

KAWASEMI Liteの問題が入試問題(過去問)であるという先入観が強かったからでしょうか、導入当初は9月以降に実施をする過去問演習のリタプリ(間違った問題の類題)作成のツールとして、小6受験生限定で活用していました

しかし、よく考えてみると、中学受験に対応している小4や小5テキストに掲載されている問題のほとんどは、入試問題がそのまま載っていたり、少し改題されていたりするわけです。ということは、小学4年生や小学5年生の通常授業や講習授業でも、特別プリントを作って効率的に経験値を上げることは可能となります。KAWASEMI Liteの活用は、指導者の腕と工夫次第です。

そう考えると、『受験直前期に使用するシステム』から『年間を通してどの学年に対しても使用できるシステム』に変わります。イデアスポットでは、国語の読解問題を含め、毎年年間契約を結び、年間を通してフル活用させて頂いております。

KAWASEMI Lite利用の工夫

非受験学年(小4・小5)では生徒が受験しない学校の問題を中心にプリント化

「この学校、君達は絶対に受験しない!なぜなら女子校だからね(笑)」

こんな冗談を言いながらプリントを配布すると盛り上がります。
※このプリントではあえて『学校名』や『年度』を入れておきます。

「この学校ってどんな学校?」という質問も生徒達から出てきますので、それぞれの学校の特徴や生徒の話をすることで、学校ごとに特徴があることを知ってもらえます。

非受験学年のうちから、学校の特徴に興味を持てることは大きなアドバンテージでしょう。自分がどのような学校に進学したいのか?どのような目標のため?ということを自分の事として捉えるきっかけになるわけです。

首都圏の学習塾でKAWASEMI Liteを使わないのはもったいない

このような使い方をしているときに、ふと「首都圏で指導をしていたときに使えたら良かったなぁ」と思ったことがあります。KAWASEMI Liteに搭載されている入試問題は、首都圏中学校の問題も含まれてはいますが、大多数が関西の中学校の問題です。志望校の過去問対応を含めた入試直前期の指導のことを考えると、絶対に受験をしない学校の問題を大量に保有していることは、指導の幅に繋がります

A中学校(関西)とB中学校(首都圏)は似た傾向の入試問題を出題するというようなこともあり、首都圏でB中学校を志望校としている生徒の対策として、A中学校の入試問題は良い練習台になりますね。

イデアスポットでは首都圏中学受験をする生徒が例年おりますので、そのようなケースでも効果的に使用できています。首都圏の学習塾の皆様で「KAWASEMI Liteは首都圏の問題がほとんどないから」と採用を躊躇しているのであれば非常に勿体ないことです。

小3に対しても使用可能

「これ実際の入試問題!小3で解けたら本当に凄い!」

単元を選ぶことで、小学3年生にも楽しく取り組んでもらうことができます。

難しい漢字や分数・小数が出てくるような問題は積極的に選べませんが、例えば条件整理や推理の問題は、学齢が低くても手を動かしながら答えに近づく楽しさを感じることができます。

テキストの問題を全問解けた場合に特別に配布する、などの特別感を演出すると子ども達はノリノリで解いてくれるので、こちらも嬉しくなります。プリントの渡しがいがあるというものです。どの学年よりも反応が強いかもしれません。

非受験学年から英俊社の解答・解説に慣れておくのは小6で本格的な過去問指導に入ったタイミングでもプラスに働くと考えています。学習塾の中には拘りの強い指導者も多いですから、英俊社さんの解答・解説に対しても賛否両論あるでしょう。

「このやり方のほうが良いのでは?」と思うこともあると思いますが、模範解答はあくまで最大多数の学習者の理解を促すために作成されています。目の前の生徒に対して、「君はこう解いたほうが分かりやすいよね。」という枝葉をつける作業は、我々現場講師の仕事であり、一番の腕の見せ所です。

生徒達が解答・解説のどのあたりで違和感を持つのか、どの単元の解説で詰まるのか、などを過去問指導が始まる前に把握することをイデアスポットでは講師全体で心がけています。

セレクト問題の活用で講師側にも余裕が生まれる

「色んなレベルで単元ごとのプリントがあるから、いつでも声をかけてね!」

このような声かけを小学6年生に対して行い、教室として戦略的に自主性を育むことを目指しています。

KAWASEMI Liteは“問題を選んでオーダーメイドのプリントを簡単に作成できるシステム”ですが、生徒の数が多くなってくると全てを個別に作成することは、各教科さすがに大変です。

プリントを多く扱う学年(特に受験学年)では、ベースで渡すプリントはセレクト問題として、オーダーメイドのプリントは生徒ごとにタイミングをずらして、講師側が無理のないスケジュールで作成するようにしています
セレクト問題があることで、オーダーメイドのプリントのありがたみが際立つことも狙っています。

英俊社さんに怒られてしまうかもしれませんが、ここでちょっとした裏ワザをご紹介。

セレクト問題を選択→《PDFを作成》→《トップに戻る》→《トップ画面で設定を開く》→《プリントの名称変更》

上記の操作をすることで、システムに準備されているセレクト問題プリントをオーダーメイドのプリントに見せかけることができます。【○○さん専用プリント】と名称を変更して、「君のために作ったよ!」と言いながら渡すことも実はあります。

『日々トレ』・『近畿の中学入試』と連動させて効果アップ

特に算数の話になりますが、英俊社から市販されている『日々トレ』を併用することは大変オススメです。先述したセレクト問題の拡張版のようなイメージですが、それぞれの単元がバランス良く配分されて日割りになっているので、テスト形式に慣れさせる意味でもとても使いやすい教材です。

通常時にKAWASEMI Liteのプリントを活用していると、日々トレの中で「これ見たことある!」という問題が出てきます。逆も然りです。そうなったときに、きっちりと解けるように解き直しなどで仕上げることができているかどうかの振り返りができます。

『近畿の中学入試』との併用でも同様の効果を実感できると思います。

リタプリ(リターンプリントの略称)

KAWASEMI Liteを採用した初年度より一貫して、生徒が志望校の過去問で間違った問題に対して、類題をプリント化して配布しています。イデアスポットでの過去問対応の流れは以下の通りです。

  1. 過去問を解く
  2. 解き直しをする
  3. 提出
  4. KAWASEMI Liteでリタプリが作成される
  5. リタプリを実施して提出
  6. 次の年度の過去問に進む

主に算数・理科・社会はリタプリを個々に作成することで、個別最適な過去問演習を実現しています。全く同じ問題が出題されることはありませんが、コンセプトが似た問題は出題される可能性があります。数値や問われ方が変わっていても正解に辿り着ける状態まできっちりと仕上げることで、高い合格率を実現しています。

その他、ちょうど甲子園が盛り上がっていた夏の時期に、野球が好きな男の子に【甲子園常連校プリント】を作ったことがありました。「この学校知ってる!ここも知ってる!決勝戦に出てた!」と興奮気味に解いている生徒の姿が昨年の夏期講習でありました。普段学習に対して、決して前向きではない生徒に、新たな切り口でアプローチができた瞬間でした。保護者様にもその様子が伝わり、より強固な信頼関係を結ぶことができたことは言うまでもありません。

世の中に教材はたくさんあるかもしれませんが、KAWASEMI Liteのように柔軟なプリントシステムは珍しいと思います。まさに使い方次第。KAWASEMI Liteに塾講師としての力量を試されている気分になることがあるほどです。

プリント教材作成システム KAWASEMI Liteとは

中学校・高校入試向け過去問題集「赤本」の英俊社が提供する、オンラインのプリント教材作成システム。約25万問以上の入試問題データベースから必要な問題を選ぶだけで、簡単スピーディーにプリント教材を作成できるため、よりきめ細かな学習指導が可能になります。

KAWASEMILiteとは
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