スクールＦＣの特徴

「KAWASEMI Lite」導入のきっかけ

　まだKAWASEMI Liteができる前、「教材作成システムKAWASEMI」のころからお世話になっています。

　当時、最上位層向けの特訓教材を作るにあたり、著作権などの権利問題をクリアすることが課題となっていました。そんな中、EDIXでKAWASEMIの存在を知り、入試問題を使いやすい形式で何年分も貯められている、いわゆるデータベース化されていることに感動しました。これによって、欲しい入試問題がすぐに取り出せて、しかも著作権の問題もクリアになったので、オリジナルのテキストを作成していました。

　その後、KAWASEMI Liteがリリースされ、簡単に入試問題を使ったプリントを瞬時に作れることに再度感動し、現在まで使い続けています。

「KAWASEMI Lite」利用方法

　主な利用方法として、生徒への個別対応というのは言うまでもありませんが、その他に特定のレベルの生徒への共通課題、特別講座の教材作成、オンライン教室での利用の3点です。

特定のレベルの生徒への共通課題

特別講座の教材作成

　1日通しての特別講座でも非常に有効です。1日あると生徒ごとの進度が大きく異なり、教材をすべて終えてしまう生徒が出てきます。それらを事前に予測してすべて準備しておくことは作成する先生の無駄も生じますし、教材の無駄も生じます。

KAWASEMI Liteはその点も解消してくれます。単元やレベルを選べば、解説付きですぐに教材が作れるので、その日の内容や状況に合わせて、必要な追加課題を作ることができます。 　

オンライン教室での利用

コロナ禍を経て完全オンラインの教室、「ＦＣオンライン」ができましたが対面と同じ授業をオンラインで提供するために、MetaMoJi Classroom(以下メタモジ)というノートアプリを導入しました。このメタモジにより、KAWASEMI Liteが対面のとき以上に便利になりました。

導入による保護者や生徒の反応

　KAWASEMI Liteができる前は、「1冊のテキストを何周もして完璧にしよう」という指導をしていました。生徒は、「〇周した！」ということをモチベーションに頑張っていましたが、初見の問題への対応力をつけるという点では課題がありました。

　KAWASEMI Liteが出てからは、テキストをある程度固められた生徒に、追加プリントを出せるようになりました。プリント名に「レベル〇」のように付けておくと、「もっと先のレベルに行きたい！」と、意欲を燃やすようになりました。

　また、保護者の方との面談中に、「ここの分野が弱いんですよね…」と相談されたとき、対策プリントを作ってその日のうちにお送りすると、「こんなに早く解説までつけていただいて、ありがとうございます！」と感謝されました。そこまで時間はかけていないのですが、「すごく頑張ってくれた」と思っていただけたようでよかったです。

継続の理由

　生徒にとっても保護者にとっても、「入試問題」という言葉はインパクトがあり、解ければ自信がつきます。その「入試問題」を集めたプリントがすぐに作れ、なおかつ過去問冊子と同じ解説までついているというのは大変ありがたいです。

　解答の誤りは塾の信用にかかわりますし、解説を作るのは多くの人的コストがかかります。それらの問題も同時にクリアできるので助かっています。

プリント教材作成システム KAWASEMI Liteとは

中学校・高校入試向け過去問題集「赤本」の英俊社が提供する、オンラインのプリント教材作成システム。約25万問以上の入試問題データベースから必要な問題を選ぶだけで、簡単スピーディーにプリント教材を作成できるため、よりきめ細かな学習指導が可能になります。